京都アヤワスカ茶会裁判　ー事件の時系列ー

2019年7月24日
- 大学生が京都府内の自宅で、青井硝子が運営する「薬草協会」より購入したアカシアの木片を茶にして服用。数時間後に心身の不調を訴え、救急搬送された。（アカシア茶の服用と心身の不調の因果関係は不詳）
- 京都府警が大学生の尿を検査し、DMTを検出した。
- また、大学生の自宅より、アカシア茶が発見され、その茶の中にDMTが検出された。
大学生は未成年であり、家庭裁判所で保護されたため、これ以降の情報は公開されていない。

青井硝子は、逮捕後、三ヶ月にわたって拘留された。これは、拘留期間としては異例の長さであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大のために発令された緊急事態宣言にともない、裁判所の業務が一時停止したこととも関係している。

2020年2月26日
- 青井硝子が大阪の友人宅でミモザの茶会を催した。
- （茶会に参加した友人らは、ミモザ茶を服用していないと供述している。アマゾンの先住民族の治療儀礼において、シャーマンのみが茶を服用し、クライアントは茶を服用しないことも多い。）
2020年3月3日
- 京都府警、三重県の自宅で青井硝子を逮捕。
- 青井硝子の自宅にあったアカシア茶からDMTが検出された。
- 青井硝子の尿中からDMTが検出された。
- 青井硝子、京都府京田辺署に留置。
2020年4月7日
- 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、緊急事態宣言が発令される。
- 青井硝子、起訴【1】（大学生の麻薬製造・施用を幇助）
2020年4月14日
- 青井硝子、起訴【2】（麻薬所持）
2020年5月18日
- 青井硝子の二回目の尿検査。尿中にDMTは検出されす。
2020年5月21日
- 緊急事態宣言解除。
2020年5月29日
- 青井硝子、起訴【3】（麻薬施用）
2020年6月8日
- 初公判（京都地方裁判所）
2020年6月11日
- 青井硝子、保釈。
2020年6月19日
- 青井硝子、再逮捕。
- 三回目の尿検査。尿中にDMTは検出されず。
2020年6月26日
- 青井硝子、起訴【4】（麻薬原材料提供）
2020年6月30日
- 青井硝子、保釈

青井被告は拘留中に四件起訴されたが、その後、8月になって、さらに三件追起訴され、合計で七件起訴された。あらためて一覧にすると、以下のようになる。

2020年4月7日
- 今城まゆ（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ[*1]）第316号（製造・施用幫助）
  - 青井硝子が「大学生2019年7月に麻薬の「製造」と「施用」をしたこと」を「幇助」したこと
2020年4月14日
- 今城まゆ（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第353号（麻薬所持）
  - 青井硝子が2020年3月3日に麻薬を「所持」していたこと
2020年5月29日
- 今城まゆ（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第453号（麻薬施用）
  - 青井硝子が2020年2月26日に知人宅で麻薬を「施用」したこと
2020年6月26日
- 今城まゆ（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第574号（原材料提供）
  - 青井硝子が顧客に、麻薬の「原材料」を「提供」したこと
2020年8月12日
- 今城まゆ（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第771号（原材料提供）
  - 青井硝子が顧客に、麻薬の「原材料」を「提供」したこと
2020年8月31日
- 中村裕史（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第831号第1（原材料提供）
  - 青井硝子が顧客に、麻薬の「原材料」を「提供」したこと
2020年8月31日
- 中村裕史（京都地方検察庁）
- 令和2年（わ）第831号第2（製造幇助）
  - 青井硝子が上記と同じ顧客に麻薬の「製造」を「幇助」したこと