適切な条件のもとで使うならば、LSDには幻覚体験を呼びおこす力があり、医学的応用や瞑想との関連でより良く利用できることを理解してさえいれば、LSDは心配をかける子ではなく、むしろ神童になれると、私は信じて疑わない。
アルベルト・ホフマン[*1]
サイケデリック研究の国際連携に向けた世界同時通信
「サイケデリック研究記念日おめでとうございます!」と自己紹介しあう企画です。日本語でも英語でもスペイン語でもその他の言語でもご自由に。
2024年4 月19 日、日本時間22時00分(±1 時間)
トピック: Happy Bicycle Day: 81 Years of Psychedelic Research
2024年4月19日 21時00分〜23時00分(日本時間)
https://zoom.us/j/91383880012?pwd=cS8zVDJWTE5Ha0M5eXVKY1dMMStnQT09
ミーティング ID: 913 8388 0012
パスコード: 973199
世界各地の時差を合わせてzoomで通信を行います。推奨時間は日本時間で22時ちょうどですが、ミーティングルームは21時~23時の間、オープンしています。オーディオ・ビデオに接続せずとも、ぜひチャットウィンドウに短いメッセージと連絡先やURLを書いてください。たんなる挨拶イベントですが、研究者どうしの交流のきっかけになることを期待しています。
タイムゾーン:米国西海岸から日本、オーストラリアまで
主催者からのメッセージ
昨年、2023年4 月19 日に、LSD研究 80 周年を記念して、アメリカ、メキシコ、イギリス、オランダ、イスラエル、タイ、日本の7か国、8名の研究者、実践家がオンライン会議を行いました。このときは、アメリカのオレゴン州で州政府公認のシロシビン療法プログラムが始まったという話題を中心に議論が広がりました。
昨年の9月、私は東京の順天堂大学で開催された神経精神薬理学の学会でイギリスから来たデイビッド・ナット先生に出会い、2024年4月19日に東京でサイケデリック研究国際学会を設立しよう、などと話をして盛り上がりました。
残念ながら、その後は大学の仕事も忙しく、そのうちに冬季うつ病のような症状に落ち込んでしまい、しばらく引きこもっていました。サイケデリック研究学会の立ち上げの作業は進みませんでした。
それからSSRIを服用して副作用に苦しみ、2023年から日本でも始まったケタミン点滴療法でなんとか復活してきました。もともとは人類学者としてアヤワスカやシロシビンキノコの研究をしてきたのですが、うつ病や不安障害の治療薬という、医療分野で起こってきたサイケデリック・ルネサンスの意味を、私は当事者として痛感させられることになりました。
ホフマンによるLSDの合成と同時期、1936年には東京工業大学の星野敏雄らが5-MeO-DMTの合成に成功していました。1950年代には京都大学や東京大学などで「精神展開薬」と名づけられたLSDの研究が盛んに行われました。欧米でサイケデリックカルチャーが広まる中で、先鋭的なサイコノートたちは東洋思想、とくに日本の禅仏教の哲学を再発見しました。こうした歴史が忘れ去られていく中で、日本はうつ病大国になってしまいましたが、昔から山野に自生してきた「シビレタケ」や「ワライタケ」が、日本の大学病院でも、新しい抗うつ薬として再評価され始めています。
新しいサイケデリック研究の国際連携に向けて、ささやかながら、世界中の研究者や当事者の皆さんに情報交換の場所を提供します。ぜひご参加ください。
蛭川 立
明治大学情報コミュニケーション学部准教授
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員
E-mail: hirukawa (at) meiji.ac.jp
419はサイケデリックス記念日です。そして翌日の420はカンナビノイド記念日です。東京でもイベントが開催されます。
Toyo 420 Festival
今年の4月20日はTOKYO420へ!
— tokyo mooon | CBD原料卸 & OEM (@tokyo_mooon) 2024年3月29日
TOKYO420フェスのオフィシャルムービーです。
大麻文化にご興味のある方のご来場を心よりお待ちしております。
早割チケットなど詳細は↓ pic.twitter.com/VodHS5xBPE