DMTea Ceremony Case

アヤワスカ茶が争われている最初の裁判

第二回拘置理由開示裁判

京都簡易裁判所で行われた、第二回拘置理由開示裁判における青井被疑者の意見陳述

そして、私がこれを皆さんにお勧めする理由ですが、精神病になった人が精神病院にかかって回復する率は2割程度です。ツイッターでアンケートをとったところ、これも2割程度であり、大きく動く数字ではないと考えています。つまり、100人中80人は、もし心の病気を負ったとしてもそれを解決することはできない。これを効率よくその精神を回復させる手段というのは、国益、社会に貢献すると自分は考えています。これはお茶の話ではありませんが、現在、情報化社会になって、あらゆる情報が手に入るようになりました。ホピ族、ユダヤ密教イスラム密教といった隠されていた秘密の情報がたやすく手に入る状況になり、あのブッダが使っていた技術が再現できるようになりました。自分はこれを使って小ブッダの生産をしようと考えていたのですが、その小ブッダ、いわゆるサマなるもの、日本でいうと按摩、指圧、針、加持祈祷、山伏、またはシャーマンだとかクランデーロだとか海外ではいうんですが、そういったものの技術を分かりやすく人に伝えるときに、しかし二つ欠点がありました。まず一、学んだ人の生存率の低下、生きの低下、生きにくくなるのです。二つ目が悪用です。悪用というのは、人と相対したとき、その人がどのような歪みを持っているのか、どのような傷を持っているのかということを把握することができます。そういう傷を持っている人は依存したがるのです。薬物依存やネット依存、セックス依存、先ほど申しあげたとおりです。それを元に戻してやるか、別のものに依存させてあやつるかというのは、サマ、その技術を持った人の意思次第です。そこで、まず悪用を防ぐために、お茶を使って2時間だけ、その歪みや傷をみたい人、というのが大量に必要でした。これはみればどんなものかというのは分かるのです。そのみた人を私はシクと名付けています。そのシクの人たちに対して、宗教の失敗の知識だとか、禁じ手、愛とは何か、暴力的に帰依したりだとかするとどうなるかということを、全体メールやラインナップなどで伝えています。習得した上で、正しく導いてくれるサマ、口伝で案内してあげることが可能になります。このサマとシクの相互監視体制がオウム予防につながる、つまりカルト宗教を防ぐための、宗教を束ねるための宗教になると自分は考えています。これは民族の中に民族を作る行為であって、今の現状の社会で許されるかどうかというのは、今この場にかかっていますが、自分はこのように考えています。宗教を束ねる宗教です。お茶を飲んだ人が狂うことはありません。なぜなら、自分は24時間電話受付けをし、知識をきちんとやらなければ、そもそも酔えない設計をし、アフタフォローをし、しかも無茶をすれば、安全に無痛で下痢として排出される設計などを、多岐にわたる安全策を実施しています。先ほど述べたとおり、人体が夢をみるときに内分泌されるもので、ペルーでの何千年にもわたるお茶の飲用歴というのが、飲んだ人が狂うことはないということを証明しています。そして先の二つの欠点、生存率の低下、悪用の欠点がお茶にはありません。海外ではアルコール依存者や刑務所に服役中の人にボランティアが振る舞いに行くことがあります。これはなぜか。先ほど述べたとおり、愛や感謝といった感情が分かるようになるからです。現代人は意外と多くの人がこれらの感情を理解していなかったり、誤解していたり、軽視したりしています。このサマなるものに属する技術群というのは、愛にもとづいて行う必要があり、それを理解しないまま行えば、大きな人災に見舞われます。25年前に起きたオウム真理教の暴走はここに依拠しています。この大きな人災は、本人も見舞われますし、社会も見舞われます。ここに注意して、そのシクと呼ぶ人たちを大量に増やせば増やすほど、そのサマとシクの相互監視体制が強化され、より社会は安定していきます。そして、そこで起こった様々な出来事を自分が取り上げ、報告を聞き、それを簡易な言葉で、易しい言葉でシクの人に、サマの人に伝えていくことで、どのように扱えばいいのか、というのが宗教的保存、宗教的な枠組みの中で保存されます。先ほど、その他の利点として、霊が見えるだとか、存在に気付くだとか述べましたが、これは要は、重心のことなのです。今の唯物論に支配された人たちの言葉の感覚でいえば、そういうことになります。たとえば、下に固定すると、スポーツや格闘技などがうまくいきます。上にやると、こうやって喋ることが、もっと上にいくと、占いだとかヒーリングだとかそういったものにつながり、人間活動すべてへの深い理解が得られます。その中で、今現状問題になっている、心の傷、自分は30代なのですが、同級生が凄くその心の傷に苦しんでいます。その心の傷にリーチする手段として、昔ブッダなどが使った知識が必要に、重要になってきます。これらの知識をうまく活用するために、悪用されないようにするためには、この構造がどうしても必要だと、自分が考えました。

裁判官「すでに10分を超えていますので、意見が残っているのであれば、あとは要約して述べてください」

被疑者

人の心が、今、等比級数的に癒されていく状況でした。自分の行いが 邪悪であったのか、正しい行いであったのか、心の目で見て、よく判 断してください。